それなりの機材をとっかえひっかえ手にして遊んできました。
今思えば、よくもここまで破産せずに散財してきたものです。どうやって資金調達できたのか自分でも不思議に思えちゃう(;´・ω・)
誤解の無いように先に言っておきますが、お金に余裕があるわけではありません。
家のローンだってまだ30年近く残っているし、毎日お金のことで頭がいっぱいの普通の(?)サラリーマンなんです。
そうか、後先考えずにとりあえず買ってしまえば、なんとかなるってことか!
まぁ、とにかく。
せっかく手に入れた機材ですから、使ってみての感想を毎年1回はまとめてみたいと思います。
機材の購入検討中の人になんかしら役に立てれば幸いです。
今日は、その第1弾として2023年3月現在の機材の一覧を軽くまとめてみました。
来年にはこの一覧が同変わっているか...楽しみです(笑)
カメラ
GFX-50S II
満足度:★★★☆☆
長年使ってきたソニーの35mmフルサイズから乗り換えた中判ミラーレスカメラ。大げさではなく、解像感と立体感の次元が違う。流石は中判のといったところ。
軽量コンパクトとは言えないが、一眼レフとほぼ変わらない感覚で振り回せる。少し気合いを入れれば散歩にも持ち出せなくもない。
AFははっきり言ってダメレベル。条件がいいとこでもピントの合点率は7割程度で、合点しているように見えて中抜けってパターンが結構多い。暗いところではそもそも合点すらしないし、顔・瞳認識やAF-Cなんかはおまけレベル。
レスポンスや操作性、ボタンの配置、EVFの解像度なども「許容はできるが物足りない」とこが多い。
ただ、決まった時の画のインパクトが凄すぎて、細かい(?)不満なんかどうでもよくなる(笑)
もし購入を検討中なら、GFX-100Sをお勧めする。このカメラが気になる人なら、画質への拘りが強いと思うので、思い切って1億画素に行っちまった方が幸せになれると思う。
中途半端にケチったことを後悔している自分は、GFX-100SIIが出たら飛びつくつもりだ。
X-T5
満足度:★★★★☆
動画全盛のこの時代に、写真機への原点復帰したとメーカーから謳うカメラ。それだけでもう買う理由は十二分だった。
今までのFUJIFILMのカメラとは見間違えるほどAF性能が良くなっている。(とはいっても、ソニー等の最新型と比べるとまだまだ劣る)
小型・軽量、光軸がぶれない3軸チルトモニター、確かな手ごたえと静かさを両立したメカシャッター、すぐに設定が確認出来て直感的に変えられるアナログダイヤルインタフェース...まさに、これぞ俺が待ち望んでいた写真機。
スチールメインの人にはとにかく使いやすい。
大いにお勧めしたいところだが、35mmフルサイズカメラと変わらない値段がネック。レンズも含めての「システムとしてのコンパクトさ」に魅力を感じるならお勧め。
レンズ
GF 45mm F2.8 R WR
満足度:★★★★☆
換算35mmの扱いやすいレンズ。割とコンパクトなので散歩に持ち出しても負担にならない。
ボケはそれほど大きくないが、素直で透明感のある描写。AFは遅めでうるさい。
GF 80mm F1.7 R WR
満足度:★★★★★
2023年3月現在、最も明るいGFレンズ。形を残しながらなだらかにボケていく描写が逸品。とにかく立体感が凄い。
換算63mmという微妙な画角も思ったよりは扱いやすい。標準ズームのテレ側で撮っている感じ。
GF 110mm F2 R LM WR
満足度:★★★☆☆
換算87mm。スタジオでのポートレート撮影には持って来いのレンズ。AFは静かだが、早くはない。(ボディーの問題かも?)
出てくる画には何の文句も無いが、望遠レンズ並みにデカくて重いので持ち出すには気合いが必要。
感覚的には(換算)85mmより135mmに近い。これ一本でなんでもこなせるというレンズではなく、一発勝負のための最終兵器みたいな存在。
GF 80mm F1.7 R WRとこのレンズでどれか1本だけ選べと言われたら、汎用性の高い80mmの方が魅力的ではあるが、このレンズの「決まった時の破壊力」も捨てがたい。
とにかく、GFXでポートレート撮るのにこのレンズを使わないのは勿体ないと思う。
XF 18mm F1.4 R LM WR
満足度:★★★☆☆
恐ろしくよく写るしAFも静かで早い。換算27mmの広角レンズだが、線が細くて歪曲も殆ど感じられない今時の優等生レンズ。
ただ、大きくて重い。35mmフルサイズのF1.8クラスと変わらないサイズと重さ。
主に子供たちとの日常スナップのために購入した自分には、画質の優秀さよりもサイズの大きさへの不満が大きい。
買って6か月目になるが、さっさと下取りに出して小さいレンズに入れ替えたい気持ちと、優秀な性能のレンズをこのまま売り飛ばすのは勿体ないという気持ちがごちゃごちゃでいまだに結論にたどり着かない。
XF 33mm F1.4 R LM WR
満足度:★★★★★
神レンズと言われる35mm F1.4のような個性はないが、どんなシチュエーションでも破綻することなく安定して結果を出してくれる。
同じシリーズの18mmより一回りコンパクトというのも嬉しい。強くお勧め!
XF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS
満足度:★★★★☆
子供たちとの学校行事やお出かけに使うためにX-T5とセットで購入。
4000万画素の高画素機X-T5と合わせても、日常スナップで使う分には写りに不満無し。
キットレンズとしては文句の付け所がないが、欲を言えばWR(防塵・防滴)にしてくれたら満点だった。
XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS
満足度:☆☆☆☆☆
中古が安かったので、子供たちの運動会に使おうと、とりあえず買っておいたレンズ。まだ使ったことがないので評価できない (;^ω^)
話は変わるが、小学校の運動会は少なくとも換算400mmは欲しいところ。しかし、自分は望遠レンズはあまり使わないので、割り切ってクロップで対応する想定。
ライト
Profoto B10X
満足度:★★★☆☆
スペックシートの演色性はGODOXもProfotoも大差ないが、なぜかProfotoの光がもっときれい。まぁ、高い方がもっといいのは当然といえばそこまでの話だが。
アマチュアには高価過ぎるのは確かだが、ライティング撮影の機会が少ないアマチュアだからこそ、撮影のチャンスが来た時に確実に収めたいもの。そういう意味では高いだけの仕事はしてくれる。
室内なら250Wで大抵事足りるが、屋外で太陽光をぶち消すにはパワーが足りない。
ギリギリ電車で持ち運べるサイズと重量。ただ、望遠レンズくらいの収納スペースが必要なので、2灯以上持ち運ぶ自信がない。
Profoto A2
満足度:★★★★☆
多灯ライティングのサブライトとして試しに購入。
缶ジュースと変わらない大きさで100W。光量は足りないときもあるが、小さくて軽いので持ち運びとセッティングが楽というメリットの方がより大きく感じる。色温度などB10Xとの相性も問題なし。
B10Xと2灯セットで使うと、アンブレラ以外のアクセサリーの互換性がないのが痛い。(OCFアダプターは高すぎてとても買えない)
こうやってまとめてみると、結構たくさん持ってますねー反省会しないと (;´∀`)
では、来年にこのリストから入れ替え、追加された機材についてまた軽く報告させていただきます。お楽しみに!(笑)