2024年現在、新品で手に入る数少ないフィルムカメラの一つ - LOMO LC-A+
個性あふれる独特な描写は好みが分かれるところですが、フィルム写真に求めているのは「よく写るか」ではなく「いかにエモく写るか」だと思う自分は、結構好きです。
が、そんなLOMO LC-A+の写真、いや、私のフィルム写真は、おそらくこれが最後のショットになると思います。
フィルム代や現像代がどんどん高くなってきて、これ以上ついていくのが厳しく感じたのが理由の一つ。
もっと根本的な理由は「結局、スキャンしてデジタルデータとして扱っているのに、そもそもフィルム写真にこだわる意味があるのか」という疑問に自分の答えがなかなか見つからないまま、長い間モヤモヤしていました。そこにフィルムの値上がりがとどめを刺したというのが正確な理由ですね。
もちろん、フィルム写真の良さ、楽しさを否定するつもりは欠片もありません。
ただ、フィルム風にレタッチした写真を「ニセモノ」だと少しバカにしていましたが、そうしたら、フィルムで撮った写真はとにかく偉いのか?という疑問が生まれて、だんだんモヤモヤが加速してきたので。。。
まぁとにかく、いつかその疑問の答えが見つかるまで、しばらくフィルム写真は休みにします。