説明要らずの歴史的なカメラ - Leica M3
「機能美というのはこういうもんだ!」と言わんばかりに、必要な機能だけが詰まった精密機械の塊で、生き物のように手の中で動く感覚がたまらない。
偉大なフォトグラファーたちのよき相棒として、数え切れないほどの名作を残した名機です。
私もそれに憧れて一時期使ってみました。
そう。過去形です。
使っていたフィルムスキャナーが故障して、新しいフィルムスキャナーを買うかどうしようか悩んでいたら、
「結局デジタルデータにするなら、そもそもフィルムで撮るのって意味あるのか?」と思えてきたので手放してしまったのです。
それは私のカメラオタク人生で一番しくじった経験でした。今もM3を売ったことを後悔しています。
買い戻したいですが、ライカの値段があまりにも高騰しすぎて、なかなか手が出ません。
いずれフィルムライカの値段が落ち着いて来たら(もしくは宝くじに当たったら)、またM3を手に入れたいです。
そういえば、私が使っていたのは1960年代に生産されたものでしたが、何十年も誰かの大事な人、大切な瞬間を撮り続けてきたでしょう。
そう思うと、古いカメラって魂なのか何なのかが本当に宿っているのかもしれません。
もし押し入れの中から古いカメラが見つかりましたら、大事にしてください。なんなら私に送って!大切にします(;^ω^)